娘と一緒に映画『MINAMATA〜ミナマタ』を観ました。
1枚の写真に込められている想い、メッセージを伝えることの大切さ、声を上げていくことについてなど、多くのことについて考えさせられる映画でした。
事実にもとづいて描かれているということで、今後水俣病に関連した本なども読んでみたいと思っています。
まずは、サイト運営者「あみ」の紹介を簡単に
✅海外生活 約30年。イギリスなどに在住
✅元英文記者。外務省担当も
✅TOEIC満点、J-Shine資格あり
✅子ども2人は南半球生まれ
✅0歳~社会人の英語講師経験
MINAMATAのストーリー
”1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人と称えられたユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀に冒され歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンだったが、ある事がきっかけで自身も危険な反撃にあう。追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮る──。”
映画『MINAMATAーミナマター』公式サイトより
Chat GPTに聞くー映画MINAMATAについて
「MINAMATA(水俣)」は、実際の水俣病を題材にした映画です。以下にその概要と背景を説明します。
映画の概要
- タイトル: MINAMATA(日本語題:水俣)
- 公開: 2020年(一部の国々での公開は2021年以降)
- 監督: アンドリュー・レヴィタスキー(Andrew Levitas)
- 主演: ジョニー・デップ(Johnny Depp)が写真家ウィリアム・E・スミス(W. Eugene Smith)を演じています。
- ストーリー: 1971年、アメリカの写真家ウィリアム・E・スミスは、日本の水俣で水銀中毒に苦しむ人々の実態を撮影しました。彼はこの撮影を通じて、水俣病の被害者とその家族の苦しみや、汚染の背景にある産業汚染の問題を世界に広めることを目指します。
背景とテーマ
- 水俣病: 水俣病は、1950年代から1970年代にかけて、日本の熊本県水俣市周辺で発生した公害病です。水銀を含む化学工場の排水が海洋生物に蓄積し、それを摂取した人々に重篤な健康被害を引き起こしました。
- ウィリアム・E・スミス: アメリカの写真家で、1950年代から1960年代にかけてライフ誌で活躍し、写真ジャーナリズムの先駆者とされています。水俣病の被害者たちを取材し、その写真で世界に問題を告発しました。
映画の評価と反応
- 演技: ジョニー・デップの演技が高く評価されており、特にウィリアム・E・スミスの情熱的なキャラクターを表現しています。
- テーマの重要性: 環境問題や社会正義に関するテーマが深く掘り下げられ、観客に強いインパクトを与えています。
- 批評家の意見: 映画は一部で賞賛されつつも、他方で一部の批評家からは物語の構成やペースに関する批判もありました。
「MINAMATA」は、水俣病の歴史的な事件を通じて、産業汚染が引き起こす環境破壊と健康被害の問題を深く掘り下げた作品として、重要な社会的メッセージを伝えています。
Chat GPTに聞くー水俣病について
Chat GPTに水俣病について聞いてみました。
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水俣病(みなまたびょう、または”Minamata disease”)は、日本で発生した環境汚染による公衆衛生危機の一例です。以下は、水俣病についての詳細です:
- 背景: 水俣病は、1950年代から1960年代にかけて、日本の熊本県水俣市周辺で発生した病気です。この地域では、水俣湾に排出された有機水銀化合物(主にメチル水銀)による水銀中毒が原因とされました。
- 症状: 水俣病の患者は、重度の神経障害を示しました。初期の症状には手の震え、歩行困難、筋肉のこわばり、言語障害、知的障害などが含まれます。最も深刻な場合では、昏睡状態や死亡が発生しました。
- 原因: 水俣病の原因は、水銀中毒によるもので、地元の水俣湾に大量の水銀を排出した化学工場がその主要な発生源でした。水銀中毒は、水銀を摂取することによって発生しました。特に、魚や貝類に含まれるメチル水銀が健康への脅威となりました。
- 環境影響: 水俣病の発生は、水銀汚染の深刻さを示す事例として警鐘を鳴らし、環境保護と公衆衛生に関する重要な問題となりました。この事例は、水銀中毒の潜在的な影響を認識する契機となり、国際的な水銀規制への道を開きました。
- 法的対応: 水俣病の発生により、被害者やその家族が法的な訴訟を起こし、企業と政府に対して責任を問いました。これにより、被害者に対する補償や環境保護対策が進展しました。
水俣病は環境汚染とその人間への影響を示す重要な歴史的事例であり、環境保護と公衆衛生の観点から学ぶべき教訓を提供しています。
インタビュー
インタビュー
MINAMATA
MINAMATA
水俣病について
Chat GPTに水俣病について聞いてみました。
水俣病(みなまたびょう)は、日本の熊本県水俣市で1950年代から1970年代にかけて発生した、重篤な環境汚染によって引き起こされた健康被害のことを指します。この病気は水銀中毒を原因として発症し、深刻な神経障害や先天性の障害などを引き起こしました。
水俣病の主な原因は、水俣市周辺に存在した水銀を含む化学工場が排出した水銀を原因とする水中の汚染でした。水銀は食物連鎖を通じて生物に蓄積され、特に海産物において高濃度となることがあります。地元の漁業者が水銀汚染の影響を受けた魚介類を摂取したことで、水俣病が発症しました。
水俣病の症状は、手足のしびれ、筋肉の萎縮、知的障害、脳障害、震えなどであり、重度の場合、歩行困難や言語障害などが起こることがありました。さらに、胎児への影響もあり、先天性の障害が生まれることもありました。
この問題が広く認識されるようになり、1970年代になってから政府や企業が対策を講じるようになりました。工場の閉鎖や排水規制などが行われ、被害者への支援も行われました。
水俣病は環境汚染によって引き起こされた健康被害の典型的な例として知られており、環境保護や健康への影響についての意識を高める契機となりました。
映画 ”Woman at War” (邦題:たちあがる女)
“Woman at War”は環境繋がりでご紹介したいアイスランド映画(ベネディクト・エルリングソン監督・脚本)です。
合唱団の講師と環境活動家という2つの顔を持つ女性を描いているのですが、アイスランドの美しい景色、そして音楽も魅力的な作品です。
映画 ”空飛ぶタイヤ”
大企業を相手に戦うことに関連して、池井戸潤氏の作品をもとに描かれている映画”空飛ぶタイヤ”をご紹介したいと思います。
”走行中の大型トレーラーが脱輪し、はずれたタイヤが歩道を歩く若い母親と子を直撃した。トレーラーの製造元ホープ自動車は、トレーラーを所有する赤松運送の整備不良が原因と主張するが、社長の赤松は到底納得できない。独自に真相に迫ろうとする赤松を阻む、大企業の論理に。会社の経営は混迷を極め、家族からも孤立し、絶望のどん底に堕ちた赤松に、週刊誌記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。”(講談社文庫)
映画 ”護られなかった者たちへ”
声を上げることの大切さに関連して、”護られなかった者たちへ”という映画をご紹介したいと思います。
震災、生活保護、孤独の問題について考えさせられる作品です。
”東日本大震災から10年目の仙台で、全身を縛られたまま放置され”餓死”させられるという不可解な殺人事件が相次いで発生。被害者はいずれも、誰もが慕う人格者だった。捜査線上に浮かび上がったのは、別の事件で服役し、景気を終え出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の苫篠(阿部寛)は、殺された2人の被害者から共通項を見つけ出し利根を追い詰めていくが、決定的な証拠がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていたー なぜ、このような無惨な殺し方をしたのか?利根の過去に何があったのか?” (映画「護れなかった者たちへ」公式サイトより)
映画 ”罪の声”
最後になりますが、未解決の大事件に隠された真実を追い求めて取材を続ける新聞記者を描いた映画”罪の声”をご紹介したいと思います。グリコ・森永事件をモチーフに、新聞記者として真実を伝えていくことの意義、そしてその葛藤についても考えさせられる作品でした。
”小栗旬×星野源。人気と実力を併せ持つ今の日本エンタメ界を牽引する2人が映画初共演となるこの秋最大の注目作『罪の声』。原作は、2016年の「週刊文春」ミステリーベスト10で第1位を獲得するなど高い評価を得た塩田武士のベストセラー小説。フィクションでありながら、日本中を巻き込み震撼させ未解決のまま時効となった大事件をモチーフに綿密な取材と着想が織り交ぜられ、事件の真相と犯人像に迫るストーリーが“本当にそうだったのではないか”と思わせるリアリティに溢れ、大きな話題を呼んだ。” (『罪の声』公式サイトより)
ドラマ ”レディ・ジョーカー”
グリコ・森永事件の関連で、ドラマ ”レディ・ジョーカー”も引き込まれました。
”高村薫の大ベストセラー小説をドラマ化。ビール会社社長の誘拐事件に端を発し、大企業の闇や社会的強者と弱者それぞれが抱える問題を描く社会派サスペンス。
1984年の「グリコ・森永事件」から着想を得たと言われる、高村薫の同名小説が待望のドラマ化。原作は単行本と文庫を合わせた累計発行部数が100万部を越えるという大ベストセラー小説で、ビール会社社長の誘拐に端を発し、大企業の舞台裏や社会問題などに切り込んだ社会派サスペンスだ。” (WOWOW サイトより)
今回もブログに寄っていただきまして、どうもありがとうございました。
あみ