今回は海外大学進学の際に申請できる奨学金制度、応募資格、申請の方法についてのサイトをまとめてみました。
まずは、サイト運営者「あみ」の紹介を簡単に
✅海外生活 約30年。イギリスなどに在住
✅元英文記者。外務省担当も
✅TOEIC満点、J-Shine資格あり
✅子ども2人は南半球生まれ
✅0歳~社会人の英語講師経験
留学フェローシップ
海外大学進学という進路には確かに、学費・語学力・出願方法の違いなど様々な障壁が存在します。中でも学費は、多くの学生やその保護者の方々にとって重要な問題なのではないでしょうか。概して、アメリカ・イギリスといった国々に長期留学する場合、日本国内の大学へ進学した場合に比べると授業料や生活費が高額である場合が多いという事実もあります。
しかし、学費が多くの海外大志望者にとって大事な課題だからこそ、その解決策もまた多く存在します。実は、国内外の様々な団体が「(日本の)優秀な学生を海外で学ばせる」「(日本出身者を含めた)優秀な留学生を呼び込む」といった目的で、経済的支援を展開しています。留フェロのコミュニティ内でも、そうした機会を得たことで海外大学への進学を決断できた学生が多くいます。そのため、留ナビでは海外進学実現のために欠かせない情報として、奨学金に関してもご紹介します。
ー留学フェローシップウェブサイトより抜粋
日本学生支援機構の海外留学のための奨学金
海外留学支援制度(学部学位取得型)
本制度は、学士(Bachelor)の学位取得を目指し、海外の大学に留学する方を対象として奨学金を給付する制度です。
例年、募集要項は9月頃に公開され、翌月の10月中旬に応募を締め切ります。
応募を検討されている方は、前年度までの募集要項を参考に、応募要件の確認や提出書類の準備をすすめておくことをお勧めします。
※応募時には必ず最新の募集要項をご確認ください。
ー日本学生支援機構ウェブサイトより抜粋
奨学金相談センター
奨学金相談センターの連絡先:
0570-666-301(ナビダイヤル)
海外からの電話、一部携帯電話、一部IP電話からは03‐6743‐6100
月曜~金曜:9時00分~20時00分(土日祝日・年末年始を除く)
柳生正財団
柳井正財団の奨学金について
公益財団法人柳井正財団では、有望な人材が経済事情等に関わらず世界トップレベルの教育機会を得られるよう支援し、将来、使命感を持って社会の様々な分野をリードし、財団と共により良い社会を実現し次世代へ継承していくことを期待し、2017年より米国と英国の大学に進学する学生に返済不要の給付型奨学金を支給してきました。
グローバル化がますます加速する社会により貢献していくためには、幅広く、多様なバックグラウンドを有する方を支援する必要があると考え、2022年第7期奨学生募集から、「奨学金支給対象大学」及び「募集対象高校」を大幅に拡大し、「高校からの推薦人数」に関しましては上限を撤廃いたしました。詳細につきましては最新の応募要項をご確認ください。
※本奨学金プログラムは年2回の選考を行っており、応募条件を満たしていれば両選考にご応募いただけます。
対象大学 (2025年秋入学者)について
米国の概ねトップ50に入る大学、および同等レベルの英国の大学
米国
【University】27 大学
Brown University / California Institute of Technology / Carnegie Mellon University / Columbia University / Cornell University / Dartmouth College / Duke University / Georgetown University / Georgia Institute of Technology / Harvard University / Johns Hopkins University/ Massachusetts Institute of Technology / New York University / Northwestern University / Princeton University / Rice University/ Stanford University / University of California, Berkeley / University of California, Los Angeles / University of California, San Diego / University of Chicago / University of Illinois Urbana-Champaign / University of Michigan-Ann Arbor / University of Pennsylvania / University of Washington / Vanderbilt University / Yale University
【Liberal arts college】20 大学
Amherst College / Barnard College / Bowdoin College / Carleton College / Claremont McKenna College / Colgate University / Davidson College / Grinnell College / Hamilton College / Harvey Mudd College /Haverford College / Middlebury College / Pomona College / Smith College / Swarthmore College / Vassar College / Washington and Lee University / Wellesley College / Wesleyan University / Williams College
英国
7 大学
Imperial College London / King’s College London / London School of Economics and Political Science / University College London / University of Cambridge / University of Edinburgh / University of Oxford
ー柳生正財団ウェブサイトより抜粋
江副記念リクルート財団
- 支給期間:2025年4月 ~ 2027年3月
- 以下の金額を上限額とし、学費(実費)と生活費(月額固定)を支給。
- ドル :年間上限95,000 生活費最大26,400(月額2,200)
- ポンド :年間上限68,000 生活費最大20,400(月額1,700)
- カナダドル :年間上限118,000 生活費最大24,000(月額2,000)
- 豪ドル :年間上限121,000 生活費最大36,000(月額3,000)
※何れも返済義務はありません。
※上記通貨以外の国へ留学する場合、財団の定める現地通貨額にて支給します。
ーリクルート財団のウェブサイトより抜粋
孫正義育英財団
応募資格
財団生選考への応募時点で 25 歳以下、かつ1から5の応募資格いずれかを満たしている者について応募可能とします。
応募資格のある者のうち、選考委員会による選考を通過した者が財団生となります(原則として準財団生となります)。
- 分野は問わず、国際大会または全国大会規模のコンテストにて優秀な成績を収めた方
- 国際的に通用する資格を所持、または団体に所属している方
- 学業や研究活動において、明らかに秀でた成績や成果を持つ方
- 起業準備中又はすでに自身の経営する事業にて業績を出している方
- 本財団事務局の論文選考で優れた思考を発揮している方
ー孫正義育英財団ウェブサイトより抜粋
笹川奨学金
対象者
⚫︎ 財団が指定する米国・英国の大学への入学の許可を得た者で、2025年秋に第1学年への入学を目指す者
※秋期に応募の場合、入学許可取得は採用決定後でも構いません
⚫︎ 米国においては4年間、英国においては3年間奨学金を受給することに同意した者
⚫︎ 日本国籍を有する者
⚫︎ 年齢制限、所得制限はありません
⚫︎ 2025年6月末までに高等学校またはこれに相応する教育機関を卒業予定、もしくはすでに卒業した者
⚫︎ 専攻分野の指定はありません
⚫︎ 国内および海外の他の給付型奨学金の受給が確定している場合、本奨学金は満額受給とならないことに同意する者。但し、国内外の返済義務のある奨学金、奨学金に該当しない使途の支援金等(研究助成金、起業資金、行政による一時交付金等)との併給は可とします。
※詳細は募集要項PDFをご確認ください
⚫︎ 本スカラシップに応募する時点で未成年の場合は、保護者が留学を認める者
指定大学
【米国大学 24校】
Brown University / California Institute of Technology / Carnegie Mellon University / Columbia University / Cornell University / Dartmouth College / Duke University / Georgetown University / Harvard University / Johns Hopkins University / Massachusetts Institute of Technology / New York University / Northwestern University / Princeton University / Rice University / Stanford University / The University of Chicago / University of California, Berkeley / University of California, Los Angeles / University of Michigan, Ann Arbor / University of Pennsylvania / Vanderbilt University / Washington University in St. Louis / Yale University
【リベラルアーツカレッジ(米国) 12校】
Amherst College / Bowdoin College / Carleton College / Claremont McKenna College / Grinnell College / Hamilton College / Middlebury College / Pomona College / Swarthmore College / Wellesley College / Wesleyan University / Williams College
【英国大学 4校】
Imperial College London / University College London (UCL) / University of Cambridge / University of Oxford
※英国のファウンデーションコースは対象となりません。
※更新の可能性があります。最新情報を随時ご確認ください
ー笹川奨学金ウェブサイトより抜粋
グルー・バンクロフト基金
グルー・バンクロフト基金は、日米相互理解の推進に尽力した戦前の二人の駐日米国大使の名を冠し、日本の高校卒業生の米国留学を支援することを通して、日本と米国の良好な関係を維持推進するとともに国際社会で有益かつ指導的な役割を果たす人材を育成することを目的とする公益財団法人です。創設から90年、これまでに約200名の基金奨学生が40を超える米国の4年制大学を卒業し、民間企業、政府機関、国際機構、大学・研究所、メディア、市民社会団体等の多様な場で活躍してきました。今でも基金は毎年10名前後の奨学生を米国に送り出しています。その一人一人が充実した大学生活を送り、将来の夢を育み、生涯の友を得、卒業して世界に飛び立っていくこと、基金はそれをしっかり見守っていきます。
ーグルー・バンクロフト基金ウェブサイトより抜粋
捨松スカラシップについて
昨年令和5年(2023年)に女性の社会的地位向上を目指す女性リーダー育成のための奨学金「大山捨松スカラシップ」を新たに設立いたしました。大山捨松は明治5年(1872)わずか11歳で明治政府派遣の岩倉使節団の一員として渡米し、10年後に名門女子大学Vassar Collegeを優秀な成績で卒業した日本で初めての女子留学生です。帰国後は日本社会の男尊女卑の厚い壁に悩みながら、自らの置かれた立ち位置を受け入れ、生涯を通して女子教育の向上や社会福祉のために尽力した明治期の女性リーダーのひとりです。
ーグルー・バンクロフト基金ウェブサイトより抜粋
トビタテ!留学JAPAN
トビタテ!留学JAPANのサイトです。
Global Scholarships
国際生のためのグローバルスカラーシップのウェブサイトもあります。
Peterson’s
奨学金の検索サイトです。
ブログに寄っていただきまして、どうもありがとうございます。
あみ
コメント