今回は第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの占領下にある強制収容所が舞台の映画「ペルシャン・レッスンー戦場の教室」について書きたいと思います。
強制収容所で生き残るためにユダヤ人の青年(ジル)はペルシャ人になりすまし、ナチスの将校に架空のペルシャ語を教え始めるのですが、もしもユダヤ人だということが見抜かれると処刑されてしまうため、最後まで息を呑みながら観ました。
まずは、サイト運営者「あみ」の紹介を簡単に
✅海外生活 約30年。イギリスなどに在住
✅元英文記者。外務省担当も
✅TOEIC満点、J-Shine資格あり
✅子ども2人は南半球生まれ
✅0歳~社会人の英語講師経験
- Persian Lessons
- クラウス・コッホ大尉を演じるLars Eidingerさんのインタビュー
- ヴァディム・パールマン監督のインタビュー
- ペルシャ語
- フラッシュカードを使って単語を覚えていく方法
- 映画 “Midway”
- 映画 “否定と肯定” (Denial)
- 映画 “オペレーション・ミンスミートーナチを欺いた死体”
- 映画 “顔のないヒトラーたち”
- 映画 ”コリーニ事件”
- 映画「1917」
- 映画 “家へ帰ろう”
- 映画 「太陽の子」
- 映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
- 映画 「ラーゲリより愛を込めて」
- 映画 “Civil War” (シビル・ウォー アメリカ最後の日)
- 映画 「ハンナ・アーレント」
- 原爆裁判 アメリカの大罪を暴いた三淵嘉子
- 小泉八雲さんについて
- 日本の戦後を知るための12人
Persian Lessons
とても重い内容ですが、戦争や友情、語学など、様々なことについて考えさせられる映画です。
クラウス・コッホ大尉を演じるLars Eidingerさんのインタビュー
ドイツの俳優、ラース・アイディンガーさんがクラウス・コッホ大尉を演じます。
ヴァディム・パールマン監督のインタビュー
監督のヴァディム・パールマン氏のインタビューです。
過酷な状況の中、生き延びた人々の共通点とは?
アウシュビッツを生き延びた人々には共通点があったとのこと。
その共通点とは、使命感を持っていたこと。
老若男女を問わず、班長や世話係、医師や看護師など、責任感を持って他者と関わっていた人々が最後まで生き延びたそうです。
ペルシャ語
映画を通してペルシャ語に興味を持つようになりました。
フラッシュカードを使って単語を覚えていく方法
ペルシャン・レッスンの中でもコッホ大尉が単語のカードを手作りしていましたが、画像付きのフラッシュカードは単語を定着させる際にとても効果的だと思います。
映画 “Midway”
第2次世界大戦について描いている映画”ミッドウェイ”を観ました。
”未曾有の戦いとなった第二次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦。激突したのは、日本とアメリカ。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む超弩級の戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、そのすべてが戦場となった。そしてそこには、両軍ともに、国を愛し、覚悟を持って戦った男たちがいた──司令官たちの緊迫した頭脳戦、パイロットたちの壮絶な空中戦、彼らを艦上から迎え撃つ決死の海上戦──何が、彼らの勝敗を分けたのか?日本の運命を変えた3日間の海戦の全貌が、今明かされる!” (映画 ”ミッドウェイ” 公式サイトより)
上記の動画は映画”ミッドウェイ”に出演していた日米の俳優陣のインタビューです。外国語を学ぶことによって、母語ではない言語でお仕事をされている方により尊敬の念を持つようになりますよね!
映画 “否定と肯定” (Denial)
こちらはイギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィングがアメリカのユダヤ人ホロコースト研究家(デボラ・E・リップシュタット教授)を名誉毀損で訴えた実話をもとに描かれている映画です。
イギリスにおける裁判で被告側が、アーヴィングがホロコーストに関して嘘をついているということを立証する必要があるのですが、果たして立証することができるのでしょうか。。。
映画 “オペレーション・ミンスミートーナチを欺いた死体”
第2時世界大戦中の実話について描いている映画”オペレーション・ミンスミートーナチを欺いた死体”はとても興味深かったです。
映画 “顔のないヒトラーたち”
1958年、ドイツのフランクフルトが舞台の映画で、アウシュビッツ裁判(1963年)を題材にしています。この裁判はドイツ人のナチスドイツに対する歴史認識を大きく変えたとされています。
終戦から10年以上が過ぎ、西ドイツでは多くの人々が戦争の記憶を忘れかけている中、真実を求めて奔走する若き検事の闘いを描いたドラマです。
かつてアウシュビッツ強制収容所で親衛隊員だった男が、規則に違反して教師になっていることが判明します。新米検事のヨハンは、上司の制止も顧みずジャーナリストのグルニカやユダヤ人のシモンと共に調査を開始し、様々な圧力にさらされながらも、収容所を生き延びた人々の証言や実証をもとに、ナチスドイツが犯した罪を明らかにしていきます。
映画 ”コリーニ事件”
ドイツの現役弁護士で作家のフェルディナント・フォン・シーラッハさんの世界的ベストセラー小説を映画化した社会派サスペンスということで、見応えがありました。
新米弁護士カスパー・ライネンは、ある殺人事件の国選弁護人を担当することになったのですが、ドイツで30年以上にわたり模範的な市民として働いてきたイタリア人コリーニ(67歳)が、ベルリンのホテルで経済界の大物実業家を殺害した事件でした。
調査を続ける中で、ライネンは自身の過去やドイツ史上最大の司法スキャンダル、そして驚くべき真実と向き合うことになります。
映画「1917」
戦争に関連した映画ということで、最後に映画「1917」をご紹介させていただきたいと思います。
第一次世界大戦真っ只中の1917年が舞台の映画で、イギリス人兵士2人に重要な任務が命じられます。
その任務は最前線にいる1600人の味方に、翌朝までに作戦中止の命令を届けることです。伝令が間に合わなければ、味方兵士全員が命を落とし、イギリスは戦いに敗北することになってしまいます。。。
映画 “家へ帰ろう”
アルゼンチンに暮らしていた88歳の男性について描いている映画です。
アルゼンチンで仕立屋として働いていたアブラハムは、戦後にポーランドからアルゼンチンに渡り、70年以上会っていなかったポーランドの親友に、最後に仕立てたスーツを渡そうと思い立ちます。
その親友は、ユダヤ人のアブラハムがホロコーストから逃れた際に助けてくれた命の恩人でもありました。アブラハムは、マドリード、パリを経由してポーランドに向かいます。
「山逢いのホテルで」
アルゼンチン繋がりで、スイスを舞台にしたこちらの映画も気になっています。
映画 「太陽の子」
戦争の繋がりで、映画「太陽の子」をご紹介したいと思います。
”1945年の夏。軍の密命を受けた京都帝国大学・物理学研究室の若き科学者・石村修(柳楽優弥)と研究員たちは、原子核爆弾の研究開発を進めていた。
研究に没頭する日々の中、建物疎開で家を失った幼馴染の朝倉世津(有村架純)が修の家に居候することに。
時を同じくして、修の弟・裕之(三浦春馬)が戦地から一時帰郷し、久しぶりの再会を喜ぶ3人。
ひとときの幸せな時間の中で、戦地で裕之が負った深い心の傷を垣間見る修と世津だが、一方で物理学に魅了されていた修も、その裏にある破壊の恐ろしさに葛藤を抱えていた。
そんな二人を力強く包み込む世津はただ一人、戦争が終わった後の世界を見据えていた。
それぞれの想いを受け止め、自分たちの未来のためと開発を急ぐ修と研究チームだが、運命の8月6日が訪れてしまう。
日本中が絶望に打ちひしがれる中、それでも前を向く修が見出した新たな光とはーー?”
(映画「太陽の子」公式サイトより)
映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
今を生きること。
私たちが後世に伝えていくべきメッセージについて考えさせられる作品です。
以下、公式ウェブサイトより
「親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの高校生の百合(福原遥)。
ある日、進路をめぐって母親の幸恵(中嶋朋子)とぶつかり家出をし、近所の防空壕跡に逃げ込むが、朝目が覚めるとそこは1945年の6月…戦時中の日本だった。
偶然通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、軍の指定食堂に連れていかれる百合。
そこで女将のツル(松坂慶子)や勤労学生の千代(出口夏希)、石丸(伊藤健太郎)、
板倉(嶋﨑斗亜)、寺岡(上川周作)、加藤(小野塚勇人)たちと出会い、
日々を過ごす中で、彰に何度も助けられ、その誠実さや優しさにどんどん惹かれていく百合。
だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった−−− 。」
映画 「ラーゲリより愛を込めて」
過酷な環境の中でも希望を持ち続けることの大切さ、愛情、友情があることで強く生きることができることを実感することができる作品(二宮和也さん、北川景子さん主演)です。
ラーゲリより愛を込めて (文春文庫)
「シベリア強制収容所に、捕虜として抑留された山本幡男一等兵。妻やまだ幼い4人の子供とは離れ離れになったまま、消息もつかめない。
栄養失調や過酷な労働作業で命を落とす者、自ら命を断つ者が出るなか、常に帰国する日を待ち、人間としての尊厳、生きる希望を持ち続けた山本。彼の言葉や行動は、徐々に捕虜たちの気持ちを変えていく――。」(Amazonジャパンのサイトより)
映画 “Civil War” (シビル・ウォー アメリカ最後の日)
映画”Civil War”(「シビル・ウォー アメリカ最後の日」)を観て来ました。アメリカを舞台にした映画ではありますが、今世界で起きている争いとも重ねながら、報道に触れて何を考えるのか?現実から目を背けていないか?など、多くのことを考えさせられる作品でした。
主人公のモデル:写真家リー・ミラーさんはどんな方だったのでしょうか?
映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
主人公のモデルとなった写真家のリー・ミラーさんは、『ヴォーグ』のモデルから戦場カメラマンへと転身したそうです!
Lee Millerさんについて
Lee
Kate WinsletさんがLeeさんを演じられる映画”Lee”もぜひ観たいと思っています。
監督 Alex Garlandさんのインタビュー
監督のAlex Garlandさんが映画を通して伝えたいメッセージについてお話されています。
映画 「ハンナ・アーレント」
近々ぜひ観たいと思っている作品です。
Hannah Arendtさん
Hannah Arendtさんについて。
原爆裁判 アメリカの大罪を暴いた三淵嘉子
戦争に関連し、「原爆裁判 アメリカの大罪を暴いた三淵嘉子」もぜひ読みたいと思っています。NHKの朝の連続ドラマ「虎に翼」の主人公、猪爪寅子(後に結婚して佐田寅子に)のモデルとなったことで、三淵嘉子さんの本に興味を持ちました。
三淵嘉子と家庭裁判所
こちらもぜひ読みたいと思っている1冊です。
映画「一粒の麦」荻野吟子の生涯
日本で初めて女性で医師になられた荻野吟子さんについての映画もぜひ観たいと思っています。
小泉八雲さんについて
2025年秋に放送されるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」のモデルは
小泉八雲さんの妻の小泉セツさんだそうです。
小泉八雲さんはどんな人物だったのでしょうか?
思ひ出の記
小泉節子さんの「思ひ出の記」をぜひ読みたいと思っています。
日本の戦後を知るための12人
Nakata Universityの「宗教団体 創価学会って何?」の中で紹介されていて、気になっている池上彰さんの著書です。
池田大作氏以外には、例えば田中角栄氏、渡辺恒雄氏、堀江貴文氏(ホリエモン)らが取り上げられている1冊です。
今回もブログに寄っていただきまして、どうもありがとうございました。
あみ
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