英語学習x読書|ジェンダー平等について【イギリス在住TOEIC満点ママ】

読書英語

今回はスコットランド出張の帰りに(2020年2月)エジンバラの空港で購入した本”Invisible Women”の著者Caroline Criado Perezさんについて、ジェンダー平等、ワークライフバランスについて書きたいと思います。

あみ
あみ

まずは、サイト運営者「あみ」の紹介を簡単に

 ✅海外生活 約30年。イギリスなどに在住

 ✅元英文記者。外務省担当も

 ✅TOEIC満点、J-Shine資格あり

 ✅子ども2人は南半球生まれ

 ✅0歳~社会人の英語講師経験

ジェンダー平等、ジェンダー問題について

Invisible Womenの著者Caroline Criado Perezさん。

普段から関心のあるジェンダー問題がテーマだったので、エディンバラ空港の本屋さんで迷わず購入しました。

飛行機を待っていると、隣の席の女性の鞄の上にも同じ本が置いてありました。

Most of recorded human history is one big data gap.

(中略)

…the lives of men have been taken to represent those of humans overall. When it comes to the lives of the other half of humanity, there is often nothing but silence.

Invisible Women, Caroline Criado Perez

TEDトーク

女性が現在置かれている状況について

多くの興味深いデータを用いて、世界の現状を浮き彫りにされています。

日本の現状についても記載されています。

日本の企業での長時間勤務、女性の家事への負担が大きいこと。

The long-hours bias is particularly acute in Japan where it is not unusual for employees to stay in the office past midnight. This is in part because promotion tends to be based on hours worked, as well as the length of time an employee has spent at a company.

(中略)

Japanese women spend an average of five hours a day on unpaid labour compared to men who spend about an hour: it’s clear who will be free to impress the boss by staying in the office till late…

(中略)

It is also unsurprising that Japan has the sixth largest gender gap in employment and the third-largest gender pay gap in the OECD.

Invisible Women, Caroline Criado Perez

早急にこの状況を改善していきたいですよね。

日本の少子高齢化問題について

101 East – Al Jazeera

Al Jazeera(アルジャジーラ)の番組”101 East”という番組の中で、日本における女性の働き方について取り上げていました。女性も男性も働きやすい環境になりますように。

キャシー松井さんのWomenomics

『女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる』という東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の発言を受け、Invisible Womenを再読しようと思っています。

クラブハウスでもこの発言を受けて東京在住の外国人の方々が立ち上げたルームで白熱した議論が行われていました。

お部屋の中でキャシー松井さんのWomenomicsが話題にのぼりました。

Lean In

Facebook COOのSheryl Sandberg(シェリル・サンドバーグ)さんの”Lean In”は折に触れて読み返したい1冊です。

社会全体で働きやすい環境を作る

男性も女性もLGBTQの方々、誰もが働きやすい社会を作っていくことがとても大事だと改めて感じます。

政治について関心を持つことが大事

ドラマ ”エルピス”

ドラマ”エルピス”は政治に関心を持つきっかけにもなるような作品でした。

”―エルピス(Elpis)とは?
古代ギリシャ神話で、中からさまざまな災厄が飛び出したと伝えられる「パンドラの箱(壺)」に唯一残されていたものとされ、良きことの予測として【希望】、悪しきことや災いの予測として【予兆・予見】とも訳される言葉。

スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)と彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描いていく。
実在する事件に着想を得た“冤罪”という重厚な題材を扱いながらも、リアリティーに富んだコミカルな会話劇、スリリングな展開と演出で見る者の感情を大きく揺さぶる、全く新しい社会派エンターテインメント!

真相に迫っていく過程で登場人物たちはさまざまな「希望」を見出すが、自身やその周囲、所属する組織に対し、痛みや破綻といった「災い」も降りかかる。はたして、彼らがパンドラの箱を開けたことでもたらされる混沌の先に残されているのは、希望か、それとも災いか――”

(フジテレビ ”エルピス 番組紹介” サイトより)

\エルピス/
/希望、あるいは災いー\

映画 “She Said”

映画を観てから、ぜひ本の方も読んでみたいと思っています。

\She Said: Breaking the Sexual Harassment Story That Helped Ignite a Movment/
/Jodi Kantor\

その名を暴け – #MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い

日本語にも訳されています。

以下、アマゾンのレビューより:

ピュリッツアー賞受賞! 映画公開決定!

ハリウッドの卑劣な性的虐待を告発するため、女性たちは声を上げた。
社会を変革した、傑作調査報道ノンフィクション。

2017年、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載された記事が世界を変えた。映画界で権力を誇る有名プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインが、女優や従業員らに性的虐待を行ってきた衝撃の事実。その報道の背景には二人の記者、ジョディとミーガンによる被害者への丹念な取材や加害者側との駆け引きがあった。その日を境に、女性たちは声を上げ始めた――。#MeToo運動を拡げたピュリッツァー賞受賞記事の内幕を描く調査報道ノンフィクション。

2023年映画公開予定 原題「She Said」
出演:キャリー・マリガン、ゾーイ・カザン 監督:マリア・シュラーダー

\その名を暴け – #MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い/
/日本語訳\

家族の形について

最近、「早稲田文学増刊号 家族」を読んだのですが、様々な家族の形や働き方について考えるきっかけになりました。

温又柔さんの小説「おりこうさん」や小林エリカさんと小川公代さんの対談「ケアを見つめ、家族を思う」がとても興味深かったです!

\早稲田文学増刊号/
/家族\

本にまつわる世界のことば

温又柔さんも関わられているこちらの本も気になっています。

\本にまつわる世界のことば/
/温又柔さん、他\

光の子ども

対談の中で話題になっていた光の子どももぜひ読んでみたいです。

\光の子ども/
/小林エリカ\

Take care!

あみ

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