子供達をこれまで主にオーストラリアとイギリスで育ててきましたが、オーストラリアの学校もイギリスの学校も、とにかく子供達を褒める、子供達の頑張りを認める、ということをしています。
オーストラリアやイギリスの学校では子供達をよく褒める印象がありますが、実際はどうですか?
子供達の頑張りを褒めたり認めたりするのがとても上手だと感じています!
まずは、サイト運営者「あみ」の紹介を簡単に
✅海外生活 約30年。イギリスなどに在住
✅元英文記者。外務省担当も
✅TOEIC満点、J-Shine資格あり
✅子ども2人は南半球生まれ
✅0歳~社会人の英語講師経験
- オンライン授業でのポジティブな語りかけ
- 校長先生との朝食会
- 映画鑑賞会
- 休校中の課題のフィードバック・先生からのお便り
- 絵本 ”I am Enough”
- 絵本 “I Believe I Can”
- 絵本 “The Littlest Yak”
- 絵本 “Stand Tall, Molly Lou Melon”
- 映画 “Mr. Incredibles”
- 『結果よりも努力を認める』 【世界標準の子育て】
- プロセスを褒めること 【麹町中学校の校長先生】
- 自己肯定感が高まると実際、どんな効果があるのか?
- ほめ言葉でハッピーな気分に
- やりたいことで頭がいっぱいー堀江貴文さん
- アンガーマネジメントのテクニックが育児にも役立つ
- 遅すぎるということも、早すぎるということもない
- 映画 “Session”
- 「好かれる人が無意識にしている言葉の選び方」
- まとめ
オンライン授業でのポジティブな語りかけ
現在はコロナの影響で子供達は自宅でオンライン授業を受けています。
先生とのライブセッションの際に、先生がとにかく子供達を褒めています。
おうちでの語りかけの際もぜひ使ってみてくださいね。
校長先生との朝食会
少し前に、娘が校長先生との朝食会に招待されました。朝食会に招待されたのは、普段の授業態度や良かったり、誰かを助けたりした時に先生方からいただいたメリットポイント(いいことをしたらもらえるポイント)が多かったから、という理由でした。
各学年から2名ずつ、少人数の朝食会だったそうで、各学年の先生方も参加されたそうです。
朝食を食べながら、校長先生や先生方と歓談する機会はなかなかないので、とても素敵だと思いましたが、娘はとても緊張した様です。
映画鑑賞会
息子の学校でも、同じ様なポイント制度があり、学期の終わりに、ポイントが多かった子供たちだけを集めて映画鑑賞会を開催したそうです。
他の子供達は授業に参加している時間に、映画が鑑賞できるなんて、子供達にとってはとても嬉しい時間ですよね!
休校中の課題のフィードバック・先生からのお便り
新型コロナウィルスの影響で子供達の学校は2020年3月休校になりました。
歴史のエッセーの課題があり、イースター休暇中、頑張って仕上げていた娘。
エッセーのどの部分がどう良かったか、全体としてどう良かったか、と細かく説明しながらのとてもあたたかいフィードバックを送ってきて下さった先生に、感動してしまいました。
2021年は1月上旬から3月上旬までオンライン授業になったのですが、この間に息子のフランス語の先生からは絵葉書きが届きました。
I am so proud of you and you should be very proud of yourself too.
Tue es fantastique!
フランス語の先生からの葉書き
息子も先生から葉書きをいただき、とても嬉しそうでした。
絵本 ”I am Enough”
Like the trees, I’m here to grow.
Like the mountains, here to stand.
I Am Enough, Grace Byers
シンプルな文章で綴られていて、心に響くとても素敵な絵本です。
絵本 “I Believe I Can”
自分を信じることの大切さについて描かれています。
I know I can do anything,
if only I believe I can.
Grace Byers, I Believe I Can
絵本 “The Littlest Yak”
息子が通っていたイギリスの小学校ですすめられていた絵本です。
もっと大きくなりたいと思っているヤクのGertieのお話ですが、小さいことで役に立つことができました!
リズミカルで、イラストもとても素敵な1冊です。
絵本 “Stand Tall, Molly Lou Melon”
子どもたちへの声がけの大切さについて考えるきっかけになる絵本です。
映画 “Mr. Incredibles”
自分の力を信じることの大切さについて気付かせてくれます。
『結果よりも努力を認める』 【世界標準の子育て】
”結果”ではなく、”努力”を褒めることが大事なポイントのようです。
「知性」を褒められた生徒は「自分を賢く見せること」を優先するので、失敗を恐るようになります。その一方で「努力」を褒められた生徒は「チャレンジし続けること」を優先するので、勇気を持って挑戦できるようになるのです。
世界標準の子育て ダイヤモンド社 船津徹
プロセスを褒めること 【麹町中学校の校長先生】
麹町中学校の工藤勇一校長先生もプロセスを褒めることが大切さについて触れられています。
プロセスをほめられた子は、いざというときに奮起できる。
工藤勇一氏 麹町中校長が教える 子供が生きる力をつけるために親ができること かんき出版
自己肯定感が高まると実際、どんな効果があるのか?
子供達を褒めることによって、子供達の自己肯定感が高まると
✅自分に自信を持つことができる
✅人に優しく接することができる
✅リラックスした状態になる
✅協力的になる
✅目標に向かって挑戦することができる
といいことずくめですよね。
大きなチャレンジに挑む時に、できると思うのか、できないと思うのか。大きすぎるチャレンジの場合、きっとできない…と怖気付いてしまいますよね…。でもその大きなチャレンジを小さなステップに分解していくと、いつの間にか達成できていたりする。何事も小さな一歩の積み重ね!きっとできるはず!
子供達だけでなく、大人も一歩ずつ進みながら、自己肯定感を高めていきたいですよね!
ほめ言葉でハッピーな気分に
おととしまでオーストラリアで生活していたのですが、見ず知らずの人に褒めてもらう、ということが日常的にありました。
「あなたのピアス素敵ね」
「そのネックレスいいね!」
「そのバッグ素敵ね、どこで買ったの?」などなど、知らない人とでも、会話がスタートすることがよくありました。
楽しい会話のお陰で1日がとってもハッピーに過ごすことができることを実感しました。
ひとつのほめ言葉で2ヶ月は生きられる 【作家 マーク・トウェイン】
ハーバードの人生を変える授業 タル・ベン・シャハー だいわ文庫
やりたいことで頭がいっぱいー堀江貴文さん
自己肯定感があり、気持ちが前向きな状態だと、やりたいことがどんどん出てきますよね。
堀江貴文さんはご著書の中で、宇宙事業、再生医療、オンラインメディアまで「やりたいことで頭がいっぱい」だと語られています。
どうしてそんなにやりたいことが出てくるかといえば、すべての物事に対して「できる!」と確信しているからである。
(中略)
突き抜けられる人と、そうでない人の違いは、次の一点に尽きる。
物事を「できない理由」から考えるのか、それとも「できる理由」から考えるのか。
ゼローなにもない自分に小さなイチを足していく 堀江貴文 ダイヤモンド社
アンガーマネジメントのテクニックが育児にも役立つ
褒めることもあれば、子供達に注意をする場面も当然ありますよね。
・相手にどのように伝えるか
・怒りを感じた時に自分を落ち着かせるテクニック
など、アンガーマネジメントのテクニックは育児にもとても役立つと感じました。
遅すぎるということも、早すぎるということもない
ここで息子の小学校の校長先生が卒業式で子どもたちに贈って下さった言葉をご紹介したいと思います。
「なりたい自分になるためには遅すぎることも、早すぎるということもない」というとても素敵なメッセージ、心に刻みたいと思います。
“For what it’s worth… it’s never too late, or in my case too early, to be whoever you want to be. There’s no time limit. Start whenever you want. You can change or stay the same. There are no rules to this thing. We can make the best or the worst of it. I hope you make the best of it. I hope you see things that startle you. I hope you feel things you’ve never felt before. I hope you meet people who have a different point of view. I hope you live a life you’re proud of, and if you’re not, I hope you have the courage to start over again.”
F. Scott Fitzgerald
失敗を恐れずに挑戦する
失敗を恐れずに挑戦し続けていきたいですね!
映画 “Session”
最後になりますが、こちらの映画は「才能を開花させるためには?」という問いについてとても考えさせられる映画です。
”名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)はフレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドにスカウトされる。
ここで成功すれば偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。
だが、待ち受けていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの常人には理解できない〈完璧〉を求める狂気のレッスンだった。浴びせられる罵声、仕掛けられる罠…。ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく。
恋人、家族、人生さえも投げ打ち、フレッチャーが目指す極みへと這い上がろうともがくニーマン。しかし…。” 『セッション』公式サイトより
「好かれる人が無意識にしている言葉の選び方」
こちらのNakata UniversityのYouTube動画では褒めるより好きを伝える、職業名よりも内容を言う、挨拶より名前を呼ぶ、あえて独り言で褒める、断るなら理由よりも感情、あえて全員を褒める、話を変えない感じ(「話は変わるんですけど」でなく「その話で思い出したんですけど」で続ける)などについて解説されています。
言葉の選び方で親子関係を含めた人間関係が充実したら嬉しいですよね!
まとめ
✅イギリスもオーストラリアも褒める、頑張りを認める教育
✅自宅でも子供達をなるべく褒めてあげたいですよね
✅自己肯定感を高めていきたいですね!
ブログに寄っていただきまして、どうもありがとうございました。
Take care and stay safe!
あみ
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