ロンドン郊外にある「プーさんの森」に行ってみたいんだけど
「100エーカーの森(100 Acre Woods)」と「ハートフィールド (Hartfield) 村」ですよね
夫と子ども2人と車で行ってきたので、見どころやグルメ情報をお伝えしますね
まずは、サイト運営者「あみ」の紹介を簡単に
✅海外生活 約30年。イギリスなどに在住
✅元英文記者。外務省担当も
✅TOEIC満点、J-Shine資格あり
✅子ども2人は南半球生まれ
✅0歳~社会人の英語講師経験
「くまのプーさん」の作者であるイギリスの児童文学作家A・A・ミルンが晩年に暮らした地域で、作品の舞台にもなった森です。
だれもが知っている「くまのプーさん」の故郷といってもいい地域です
ロンドンから日帰りでも行ける距離ですので、時間と余裕のあるかたは、ぜひ訪れてみてください。
記事で紹介するのは、わたしたち家族が訪れた2021年4月時点の情報となります
当時は新型コロナウイルスの流行にともなうロックダウン(都市封鎖)がつづいていましたので、観光地近くのお店は閉鎖されていました。
「プーさんの森」の感想は?
わが家の感想と評価をさきにお伝えします。
「くまのプーさん」が好きな方はぜひとも訪れたい場所。森の散策が好きな方にもおすすめです
一方、辺りは「イギリスののどかな田舎」といった風情で、観光スポットがそれほど多くもないので、中には「物足りない」と感じる方もいるかもしれません
小説や絵本、映画にも出てくる「プーの棒落とし橋(小川に小枝を落として遊ぶ小橋)」や、物語にでてくる「動物たちのおうち」に見立てた小さなドアが大木に取り付けられていて、小さなお子さまには夢のある空間となっています
ぜひ、絵本や小説をお子さまとご覧になってからいらしてください!
「プーさんの森」をなぜ選んだ?
うちの家族はいつも計画性がなく、わりと土壇場で決めます。
今回、行き先として選んだ理由は次のような理由からです
わが家は映画「プーと大人になった僕」を自宅でみた翌日に「プーさんの森」を訪れました。
映画には、これから紹介する「棒落とし橋」も登場しますね
映画ではプーと少年時代のクリストファー・ロビンが橋から小川に枝を落とすんです
「プーさんの森」への行き方
ロンドンからの行き方を簡単に説明します。
車で行くには?
わたしはロンドンに家族4人で住んでいるので、車で行きました。
出発地点は人によって違いますので、「ロンドンで日本人が最も多く住むアクトン地区」を例に、車で行くルートを参考までにはっておきます。
出発地点をみなさんのいらっしゃる現在地に変更してお使いください。
電車やバスで行かれる場合は、地図上の移動手段を「電車マーク」に変更してチェックすればいいですね
「プーさんの森」の見どころ
おすすめの見どころを地図で示します
まず最初に、わたしたちが訪れた場所を地図で示します。
そのあと、順番に説明していきますね
地図の左上にある矢印をクリックすると、「地図上の丸数字」のそれぞれの概要を説明した一覧表が表示されます
「プーさんの森」の観光にかかる時間は?
これは本当に人によると思います。
だれもが訪れる「プーの棒落とし橋」で少し遊んで、プーさんのグッズを扱うお店で買い物するだけだったら半日あれば十分そうですね
そうですね。森は広大なので、のんぶり森林浴を楽しむということでしたら1日いても飽きません
おすすめの見どころや名所は?
実際に訪れた見どころを説明していきます。
ハートフィールド村(Hartfield)
「くまのプーさん」の作者であるイギリスの児童文学作家A・A・ミルンが晩年に暮らした村です。
作品の舞台にもなったアッシュダウンの森(100エーカーの森)のすぐ近く。
プー・コーナー(Pooh Corner)
残念ながら私たちの訪れたときは新型コロナウイルス流行にともなうロックダウン(都市封鎖)中で、お店は閉まっていました。
ふだんは小さなカフェも併設されているんですよね
そうなんです。プーさんのお皿が可愛いと評判ですので、ぜひ開店しているときに訪れてください
訪れたひとのツイートを紹介しておきます。
外観の写真を何枚かはっておきます。
のどかな田舎町
ハートフィールド村は、イギリスの典型的な田舎町。
特に何かがあるわけではありません。
地元のかたがたのプライバシーに配慮しつつ、美しいカントリーサイドの雰囲気を堪能してくださいね
写真を何枚かはっておきます!
ハートフィールド周辺でのおすすめグルメ
ハートフィールド周辺でのグルメ情報は、別の記事にまとめました。
家族4人の子連れで利用して、みなさまにおすすめできるお店のみ厳選してレビューしました。よろしかったらご覧ください!
車をとめる場所は?
わたしたちは駐車場ではなく、道路にとめました。
場所はこちらの地図の「青色の②」。
こちらの路上には特に道路標識がありませんでしたので、基本的にいつでも自由に駐車しても大丈夫な場所です。
ハートフィールド周辺でのお手洗いは?
今回はさきほどご紹介したホテルレストラン「Anchor Inn」のお手洗いをお借りしました。
場所は、先ほども紹介した地図の「青色の③番」です。
地図の左上にある矢印をクリックすると、「地図上の丸数字」のそれぞれの概要を説明した一覧表が表示されます
ご参考までに、下にお写真をはっておきます。
とはいえ、お手洗いのお写真ですので、気になる方のみ、下をクリックしてください。画面がひらきます
いずれも男性用のお手洗いです。女性用も清潔でした
100エーカーの森(100 Acre Woods)
物語で「100エーカーの森」として描かれている森のことで、現実の名前は「アッシュダウンの森(Ashdown Forest)」といいます。
プーの棒落とし橋(Pooh Bridge)
ミルンの児童小説「くまのプーさん」の続編にあたる「プー横丁にたった家」に登場する橋のモデルです。
物語では、プーの考えついた「棒切れ」を使った遊びを橋の上でするのですが、その舞台ですね。
かんたんですね
実際の「棒切れ遊び」の様子を動画でごらんください。
少しだけ注意があります。
こちらは橋の入り口にあった看板です
この中で大事なのは「枝は地面に落ちているのを拾って使ってください」ということ。
けっして「木の枝を折らないでください」と警告しています!
プーさんたちの「おうち」
「プーの棒落とし橋」の近くを散策していたら、大木の幹に「小さな可愛らしいドア」が。
物語では、プーさんや仲間の動物たちが大木の幹の中に「森のおうち」を構えていました。
こうした物語のイメージにぴったり。
車をとめる場所は?
「プーの棒落とし橋」や「森のおうち」の近くには駐車場があります。
場所はこちら。地図上の「青色の⑥」です。
地図の左上にある矢印をクリックすると、「地図上の丸数字」のそれぞれの概要を説明した一覧表が表示されます
こんな感じです。
とくに看板はなかったので、無料の駐車場です。
「プーの棒落とし橋」までは歩いて15分ほどでした
「プーの棒落とし橋」へは、さきほどのハートフィールド村からも歩くこともできます。
Google Mapで調べると、だいたい歩いて30分ほどですね
道中のあちこちに「Pooh Bridge(プーの棒落とし橋)」への方向を示す道しるべが立っています。
A.A.ミルンのプレート
「100エーカーの森」には、「くまのプーさん」の生みの親である作家A.A.ミルン(1882年-1956年)と、挿絵を描いたE.H.シェパード(1879年-1976年)のプレートがひっそりと安置されています。
場所は、広大な森や草原を見下ろすことのできる丘の上。
こんな景色をながめながら「くまのプーさん」の世界観が育まれたんだなあ、などと感じることができます
車をとめる場所は?
ミルンとシェパードのプレートの近くにも駐車場があります。
プレートと駐車場の間は歩いて15分ほどでした。
場所はこちら。地図上の「青色の⑧」です。プレートは「青色の⑦」です。
こんな感じです。
とくに看板がなかったので、駐車代金は無料で大丈夫です。
「プーさんの森」の気候と適した服装
現地の気候と、適した服装を説明してきます。
現地の気候は?
気候を確認するには、BBCの天気情報が非常に信頼できます。
もちろん予報なので外れることもあるかと思いますが、iPhoneの天気予報よりは正確性が高いという印象です
2週間先までの天気や気温の予報がみられますので、事前にチェックしましょう。
下の青線をクリックすると、今回の行き先の天気予報をチェックできます
適した服装は?
欧州各地では多くの場合、ほぼ同じことが言えるのですが、たとえ夏でも、日によっては冬のように寒くなることがあります。
といっても「肌寒い」っていう程度ですよね?
うーん、おおげさではなくて「薄手のコートがほしい!」と思う日もたまにあります
日本と比べて湿度が低いという特徴もあります。
ですので、予報で気温を確認したうえで、「日本でこの気温だったらこういう服装がちょうどよいかな」と思う服装より、少なくとも1枚は多めに持っていくことをおすすめします。
湿度が低いと、日なたにいて「暑いな」と感じたとしても、いったん日陰に入ってしまうと想像以上にひんやりしますからね
注意点
欧州の国を訪れる際の注意点をお伝えします。
日差しが強い
欧州各地は日本と比べて湿度が低くて日差しが強いです。
なるべく帽子と水分補給のための水を持参することを強くおすすめします
サングラスを持参されている方は、ぜひ着用してください。
いきなり雨が降ることも
欧州各地では日本のように一日中雨が降るということは少ないです。
逆に、いきなり雨雲が現れて、ざざっと雨が降ることはよくありますね
雨が降りだしてもすぐにやむ場合が多いので、日本と違って欧州では傘を差すという行為があまり一般的ではありません。
日本のように「コンビニで安いビニール傘を買えばいい」というわけにもいきません。
折りたたみ傘を持参するか、フード付きの服を着ていくのが便利ですね
欧州では、雨が降ってもフードをかぶって気にせず外を歩きつづける人がたくさんいます。
「プーさんの森」での宿泊先は?
ロンドンからの旅行なら日帰りも可能です。
宿泊先が必要な場合は、こちらの有名な予約サイトを利用するのが便利です
お好きなサイトの検索窓で「ハートフィールド イギリス」と打ち込んで検索すれば、周辺のホテルの一覧が表示されます
わが家はよく旅行をするので、いつも「hotels.com」で予約をしています。10回予約をすれば1回分が無料になるので、得した気分になれますよ
「プーさんの森」の治安は?
ハートフィールド村や周辺の森の治安はとくだん悪いという評判はききません。
ただ、日本に比べると犯罪の発生率はやはり高いので、気をつけるにこしたことはありません
外務省の安全情報を必ずチェックしましょう
まとめ
この記事では、ロンドン郊外にある「プーさんの森」の観光の見どころやグルメ情報をまとめました。
絵本や小説の世界をそのまま体現したような広大な森を、ぜひ楽しんできてください!
「まちがい」や「更新もれ」に気づいたら?
記事の中で「まちがい」や「更新もれ」に気づかれましたら、ぜひご連絡ください。
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くまのプーさんのレゴ
くまのプーさんの森に行ってから、プーさんグッズが気になるようになりました。
くまのプーさんのレゴもあるのを初めて知りました。
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