ロンドン中心部にあるハイド・パーク(Hyde Park)とケンジントン・ガーデンズ(Kensington Gardens)に行ってみたいんだけど
2つの公園は隣同士で「ほぼ一体」になっています。イギリス滞在中の2021年3月に夫と子ども2人と車で行ってきたので、見どころをお伝えしますね
【この記事で伝えたいこと】
- ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズの見どころ
- ロンドンからの行き方、車を止める場所
- 現地の気候や適切な服装
まずは、サイト運営者「あみ」の紹介を簡単に
✅海外生活 約30年。イギリスなどに在住
✅元英文記者。外務省担当も
✅TOEIC満点、J-Shine資格あり
✅子ども2人は南半球生まれ
✅0歳~社会人の英語講師経験
ロンドンのど真ん中にある広大な公園で、ロンドン市民の憩いの場。
英王室のウィリアム王子とキャサリン妃一家のケンジントン・パレス(Kensington Palace)を外から眺めることもできます!
バッキンガム宮殿といった観光地のすぐ近くですので、時間と余裕のあるかたは、ぜひ訪れてみてください(バッキンガム宮殿の観光情報をまとめた記事はこちらをクリック)。
記事で紹介するのは、わたしたち家族が訪れた2021年3月時点の情報となります
- ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズをなぜ選んだ?
- ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズは「隣同士」
- ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズへの行き方
- ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズの気候と適した服装
- ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズ観光にかかる時間は?
- ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズの見どころ
- ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズには売店あり
- ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズの感想は?
- ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズの評判は?
- ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズ周辺でのお手洗いは?
- ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズでの宿泊先は?
- ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズの治安は?
- まとめ
ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズをなぜ選んだ?
うちの家族はいつも計画性がなく、わりと土壇場で決めます。
今回、行き先として選んだ理由は次のような理由からです
ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズは「隣同士」
説明にはいる前に、ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズの位置関係を地図でお示します。
地図の左上にある矢印をクリックすると、「地図上の丸数字」のそれぞれの概要を説明した一覧表が表示されます
地図をみておわかりのとおり、青色の①がハイド・パークで②がケンジントン・ガーデンズ。
2つの公園は名前こそ違えど、ほぼ一心同体です。
ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズへの行き方
ロンドンからの行き方を簡単に説明します。
車で行くには?
わたしはロンドン郊外に家族4人で住んでいるので、車で行きました。
出発点は人によって違いますので、「ロンドンで日本人が最も多く住むアクトン地区」を例に、車で行くルートを参考までにはっておきます。
車をとめる場所は?
わたしたちは駐車場ではなく、道路にとめました。
場所はこちら。
こちらの路上は、月~土の日中は有料で、日曜日は1日中、無料で駐車できる場所です
場所はこんなところです。
公園まで、歩いて10分かかるかかからないか。便利な場所でした
わたしたちは2021年3月に2度訪れまして、1度目は日曜日だったので無料、2度目は土曜だったので一定の時間までは有料でした。
支払いはスマホのアプリをつうじて誰でもできます
道路わきの表示にあるように、うちもその場で「RingGo」のアプリをダウンロードして、クレジットカードで支払えました
RingGo – pay by phone parking
RingGo無料posted withアプリーチ
列車やバスで行くには?
公園は広大なので、最寄り駅はたくさんあります。
このブログの旅行レビュー記事では通常、参考としてロンドンの日本大使館からのルートをご紹介するのですが、ハイド・パークはなんと大使館から歩いて10分ほどの場所となります!
いちおう大使館からのルートを貼っておきます。出発地によって異なるので、みなさんの現在地を入力し直してルートをチェックしてみてください!
ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズの気候と適した服装
現地の気候と、適した服装を説明してきます。
現地の気候は?
気候を確認するには、BBCの天気情報が非常に信頼できます。
もちろん予報なので外れることもあるかと思いますが、iPhoneの天気予報よりは正確性が高いという印象です
2週間先までの天気や気温の予報がみられますので、事前にチェックしましょう。
下の青線をクリックすると、今回の行き先の天気予報をチェックできます
適した服装は?
欧州各地では多くの場合、ほぼ同じことが言えるのですが、たとえ夏でも、日によっては冬のように寒くなることがあります。
といっても「肌寒い」っていう程度ですよね?
うーん、おおげさではなくて「薄手のコートがほしい!」と思う日もたまにあります
日本と比べて湿度が低いという特徴もあります。
ですので、予報で気温を確認したうえで、「日本でこの気温だったらこういう服装がちょうどよいかな」と思う服装より、少なくとも1枚は多めに持っていくことをおすすめします。
湿度が低いと、日なたにいて「暑いな」と感じたとしても、いったん日陰に入ってしまうと想像以上にひんやりしますからね
注意点
欧州の国を訪れる際の注意点をお伝えします。
日差しが強い
欧州各地は日本と比べて湿度が低くて日差しが強いです。
なるべく帽子と水分補給のための水を持参することを強くおすすめします
サングラスを持参されている方は、ぜひ着用してください。
いきなり雨が降ることも
欧州各地では日本のように一日中雨が降るということは少ないです。
逆に、いきなり雨雲が現れて、ざざっと雨が降ることはよくありますね
雨が降りだしてもすぐにやむ場合が多いので、日本と違って欧州では傘を差すという行為があまり一般的ではありません。
日本のように「コンビニで安いビニール傘を買えばいい」というわけにもいきません。
折りたたみ傘を持参するか、フード付きの服を着ていくのが便利ですね
欧州では、雨が降ってもフードをかぶって気にせず外を歩きつづける人がたくさんいます。
ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズ観光にかかる時間は?
これは本当に人によると思います。
公園をぶらぶらしつつ、このあと紹介するケンジントン・パレスなど名所をささっと回るぐらいなら1時間ぐらいでもよさそうです
とっても広い公園なので、お花や池の鳥さんたちを眺めながら1日中ピクニックしても全然あきないですよ
ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズの見どころ
おすすめの見どころを地図で示します
まず最初に、わたしたちが訪れた場所を地図で示します。
そのあと、順番に説明していきますね
地図の左上にある矢印をクリックすると、「地図上の丸数字」のそれぞれの概要を説明した一覧表が表示されます
おすすめの見どころや名所は?
さきほど説明しましたように、2つの公園は「ほぼ一心同体」なので、とくに2つの公園を区別せずに紹介していきますね。
ケンジントン宮殿(Kensington Palace)
ケンジントン宮殿はビクトリア女王(1819-1901年)が生まれた場所であるとともに、主要な王族の中でも若いメンバーの居住地としても知られています。
わたしたちが訪れた2021年3月の時点ではエリザベス女王の孫に当たるウィリアム王子一家が住んでいました
ケンジントン・ガーデンズのすぐ西隣にあるので、公園から屋敷を望むことができます。
このときは世界中で流行していた新型コロナウイルスの影響で閉鎖されていましたが、ふだんは宮殿の一部を見学することができます
くわしくはケンジントン宮殿の公式サイトでご確認ください。
ビクトリア女王の銅像
ケンジントン宮殿がビクトリア女王の誕生地であるためか、宮殿の手前に女王の銅像が鎮座しています。
大迫力で、威厳があります。
ピーターパンの彫像
ケンジントン・ガーデンズとハイド・パークの間に、まるで川のような人工の湖(The Long Water)があるのですが、そのケンジントン・ガーデンズ側の水際近くにピーター・パンの彫像があります。
彫像の説明書きによると、ピーター・パンを生み出したイギリス北部スコットランドの作家ジェームス・マシュー・バリーが自らこの場所を選んだんだって。かれの著作の中で、ピーター・パンが船を着岸させた場所として描かれているそうです
ラウンド池とたくさんの野鳥
ケンジントン宮殿のすぐ近くにあるラウンド池には、それはそれは多くの野鳥がいました。
写真だとそのすごさがなかなか伝わらないので、動画でもどうぞ!
どうしてこんなに野鳥の数が多いのかと思ったら、なんと条件つきながらも餌づけが公式に認められているからなんです。
説明はこちら。
鳥用のエサや全粒小麦、ブラウンライスなどなら餌づけしてもいいようです。
やってみたい方はぜひ準備していってみてください
アルバート記念碑(Albert Memorial)とロイヤル・アルバート・ホール(Royal Albert Hall)
アルバート公は、ビクトリア女王の夫です。
当時の女王が夫の死を悼み、彫像の向かいにあるロイヤル・アルバート・ホールとともに建てられたそうです。
ロイヤル・アルバート・ホールは円形のユニークな外観で知られる演芸場。世界的に有名な音楽祭「BBCプロムナードコンサート」(The Proms)の会場としても有名です
いずれも写真映えしますので、記念写真だけでも、ぜひ!
かわいいインコとの触れ合い
公園を家族で歩いていたら人だかりに遭遇したので「なんだろう」と思って近づくと、たくさんのインコが観光客たちの手に降りてきているではないですか!
パラキート(parakeet)という緑色の美しいインコさんたちでした
専門的なことはわからないので、ウィキペディアを参考にしてみてください。
みなさん、リンゴや落花生を手にして辛抱強く待っていると、インコたちはしばらく様子をうかがったあとに次々と観光客の手に舞い降りていました。
いつもこの場所にパラキートたちが生息しているのか不明ですが、興味のおありの方はぜひ、りんごや落花生を片手に訪れてみてください!
動画でもどうぞ!
美しい花々
イギリスらしく色とりどりの花がいっぱい咲いていて癒やされます。
わたしたちが訪れたのはまだ肌寒い3月でしたが、それでもたくさんの花が植えられていました
いくつか写真でお楽しみください(クリックすると画面が大きくなります)。
散歩するだけでも気持ちがいいので、観光の合間の休憩にもぴったりです。
のんびり歩いた感じを、ちょっとだけ共有しますね
ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズには売店あり
ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズにはところどころ売店がありました。
軽食もあるので、小腹がすいたときにちょうどよさそうです。
写真の売店がある場所は下の地図の⑫です
地図の左上にある矢印をクリックすると、「地図上の丸数字」のそれぞれの概要を説明した一覧表が表示されます
店構えや簡単なメニューはこんな感じでした。
クリックすると画面が大きくなります
ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズの感想は?
わたしたちが訪れたのは3月で、ちょっと寒かったのですが、それでも大自然に囲まれて幸せな休日をすごすことができました
「地球の歩き方」によりますと、東京の中心にある日比谷公園の9倍の広さがあるそう。子づれの家族にもぴったりです
ロンドン中心部の観光地からも近いので、骨休めによさそうですね
ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズの評判は?
SNSでの評判をすこし紹介しますね。
そうそう、ハイド・パークに限らず、ロンドンの公園では野生のリスさんたちをよく見かけます。毛並みがきれいで、かわいいですよね
ただ、衛生上の問題もあるので、リスさんたちに触れるのはやめたほうが良いです
スピーカーズ・コーナーも有名ですよね。訪れたときには見かけませんでしたが、タイミングよくやっていたら雰囲気だけでも楽しみたいですよね
ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズ周辺でのお手洗いは?
今回はハイド・パークにある公衆のお手洗いを利用しました。
場所は、なんども紹介した地図の「緑色の⑨番」です。
地図の左上にある矢印をクリックすると、「地図上の丸数字」のそれぞれの概要を説明した一覧表が表示されます
園内には他にもお手洗いが何ケ所かあります。
いつものように参考用のお写真を撮るのは失念してしまいましたが、それなりに清潔でした。
お手洗いは有料でした。ほかのお手洗いもすべて有料かどうかは確かめていませんので、現地でご確認ください
入り口が簡単な自動ゲートになっていまして、イギリスで一般的に普及している「コンタクトレスでの支払いが可能なクレジットカードやデビットカード」を使って支払いを済ませると、ゲートが開く形式でした。
お手洗いから出るときはゲートに近づくだけで自動的に開きました。
だれかがお手洗いから出るときにゲートが開くので、実際には、新たにお手洗いにきた人の多くはゲートが開いたタイミングを見計らってお支払いをせずに入ってました。笑。
ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズでの宿泊先は?
ロンドンからの旅行なら日帰りも可能です。
宿泊先が必要な場合は、こちらの有名な予約サイトを利用するのが便利です
お好きなサイトの検索窓で「ハイド・パーク ロンドン」「ケンジントン・ガーデンズ ロンドン」と打ち込んで検索すれば、周辺のホテルの一覧が表示されます
わが家はよく旅行をするので、いつも「hotels.com」で予約をしています。10回予約をすれば1回分が無料になるので、得した気分になれますよ
ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズの治安は?
ジュラシック・コーストの治安はとくだん悪いという評判はききません。
ただ、日本に比べると犯罪の発生率はやはり高いので、気をつけるにこしたことはありません
外務省の安全情報を必ずチェックしましょう
まとめ
この記事では、ロンドン中心部にあるハイド・パークとケンジントン・ガーデンズの見どころをまとめました。
ロンドン市民の憩いの場で、どうかゆっくりくつろいできてください!
「まちがい」や「更新もれ」に気づいたら?
記事の中で「まちがい」や「更新もれ」に気づかれましたら、ぜひご連絡ください。
ご指摘やご質問、ご要望は、すぐ下の方にある「コメント」欄に記入していただけましたら、とてもうれしいです。
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