おうち英語|感情の理解を育むおすすめ絵本21選【イギリス在住TOEIC満点ママ】

感情の絵本 Books

子どもたちが感情を理解し、表現する力を育むためには、感情をテーマにした絵本はとても効果的ですよね。特におうちで英語を学ぶ際に、絵本を通じて英語の理解を深めることができるだけでなく、感情の大切さや相互理解を学ぶことができます。この記事では、感情をテーマにしたおすすめの絵本をご紹介いたします。

喜びや悲しみ、怒りや驚きなど、さまざまな感情を描いた絵本を通じて、子どもたちの感情の豊かさを育んでいきましょう!心を打つ物語や深い感情を呼び覚ます絵本は、私たちの記憶に残り、成長する過程で何度も読み返したくなるものですよね。

英語学習と感情教育の一石二鳥を目指していきたいですね!大人が読んでも素敵な絵本ばかりなので、ぜひお子さんと一緒に楽しんでくださいね!

あみ
あみ

まずは、サイト運営者「あみ」の紹介を簡単に

 ✅海外生活 約30年。イギリスなどに在住

 ✅元英文記者。外務省担当も

 ✅TOEIC満点、J-Shine資格あり

 ✅子ども2人は南半球生まれ

 ✅0歳~社会人の英語講師経験

感情を表すキーワード

喜怒哀楽などの感情を表すキーワードをいくつかピックアップしてみました。

今の気持ちはどんな気持ちですか?

happy   upset    sad     scared     confused   
afraidhurtangrycheerfulsilly
crossmadshycuriousloved
glad thankfulexcited pleased joyful
bravepeacefulencouragedmotivatedinspired
creativerelaxeddelightedoverjoyedthrilled
感情を表すキーワード

絵本 “The Feelings Book”

いろいろな気分、感情になることがあるよね。

寂しいと感じることもあれば、踊りだしたくなる時もある。

自分一人で抱え込まないでね、という素敵なメッセージの込められたおすすめの1冊です!

絵本とフラッシュカードを組み合わせて楽しめるのは素敵ですよね!

絵本 “In My Heart: A Book of Feelings”

私たちの心の中にあるいろいろな感情について考えるきっかけになる絵本です。

Feelings
  • hopeful
  • calm
  • mad
  • broken
  • sad
  • afraid
  • silly
  • shy

などの感情が紹介されています。

絵本の中心にハート型がくり抜かれているデザインがとても魅力的な1冊です。

絵本 “Glad Monster, Sad Monster”

色々な色のモンスターが登場します。

黄色いモンスター、青いモンスター、ピンクのモンスター。。。

黄色いモンスターは嬉しい感情について語ってくれます。

あなたも黄色いモンスターのお面をつけてみて!

どんな時に嬉しい気持ちになるかなぁ〜?

お子さんと感情について楽しく語ることができるおすすめの1冊です!

絵本 “The Very Cranky Bear”

機嫌の悪いクマさん。機嫌をよくしてもらう方法を考えるシマウマさん、ヘラジカさん、ライオンさん、そしてヒツジさん。

シマウマさんは、クマさんをシマシマ模様にしたら喜んでもらえるのでは、ヘラジカさんはクマさんにツノを、ライオンさんはクマさんにたてがみをプレゼントすることを考えます。

クマさんはそれでもまだ怒っています。クマさんは、ただ気持ち良く寝たいだけなのです。そこでヒツジさんはあることを思いつきます!

自分にはできることが何もない、と考えてしまうことがあるかもしれませんが、そんなことはありません!

お友達がどうしたら喜んでくれるか、考えるきっかけになる1冊です。

絵本 “Cranky Right Now”

不機嫌な時はどうしたらいいでしょうか。。。

昼寝をしたり、音楽に合わせて踊ったり、深呼吸をしたりするときっと落ち着きます!

気持ちを落ち着かせるための具体的な対処法を教えてくれる素敵な1冊です!

\Cranky Right Now/
/Julie Berry\

絵本 “Don’t Think About Purple Elephants”

夜寝る時に心配なことがあると、What if… (もしもこうなってしまったら。。。)と考え始めて眠れなくなってしまうことがありますよね。。。

そんな時は『紫色のぞうさんのことは考えちゃダメ!』

次眠れなくなったら紫色のぞうさんについて考えてみたらぐっすり眠れそうな気持ちになる素敵な絵本です!

絵本 “The Huge Bag of Worries”

1つ心配なことがあると、次から次に心配事が膨れ上がることがありますよね。。。

誰にも話せずにいると、その心配がさらにおおきくなってしまい、抱えきれなくて辛くなりますよね。。。

そんな時にはどうしたらいいか教えてくれるとても素敵な絵本です。

\The Huge Bag of Worries/
/Virginia Ironside\

絵本 “The Quiet Book”

静かな時間について。

静かな時間といっても色々な静けさがありますよね。

かくれんぼをしている時、水中を泳いでいる時、コンサートが始まる前の静けさ。

静かな時間の中にも色々な感情があることを改めて考えさせられます。

素敵な1冊です!

絵本 “My Many Colored Days”

色々な気分の日があって、1日の中でも色々な感情を抱くけれどそれも全部ひっくるめて私!

大人気のDr. Seussの絵本は大人になってから読んでもやっぱり素敵です!

絵本 “I Say Ooh You Say Aah”

「私がOohって言ったら、あなたはAahって言ってね!」

「赤い色をみたらあたまを撫でてね」など、子供達と一緒に盛り上がることができます。

お子さんが元気なかったり、落ち込んでいたりしたらぜひ読みたい1冊です!絵本を読み終える頃にはゲラゲラ笑うことができていると思います!

絵本 “The Worrysaurus”

食べ物は足りるかな。。。

飲み物は十分かな。。。

迷子になってしまったら。。。

嵐になったら。。。と考え出してしまうと不安になってしまう恐竜のWorrysaurus。

そんな時は、不安な気持ちを追い払おう!

イラストも可愛らしく、読み終えた時には自然と笑顔になる素敵な1冊です。

絵本 “Ruby Finds a Worry”

不安な気持ちをそのままにしておくとどんどん不安な気持ちが大きくなってしまう。。。

不安な気持ちがある時はその気持ちを言葉にすると、気持ちが軽くなることを教えてくれるとても素敵な1冊です。

\Ruby Finds a Worry/
/Tom Percival\

絵本 “Hugasaurus”

悲しい気持ちの時はどうしたら気分が良くなるかな?

一人が親切なことをすると、まわりへの波及効果があることを教えてくれる素敵な絵本です。

\Hugasaurus/
/Rachel Bright\

絵本 “You Matter”

まわりのみんながとても忙しそうにしていて、手を差し伸べてくれるような状況でなくても。。。

どうしていいか分からずに、孤独だと感じることもあるかもしれない。。。

どんな状況でも『あなたは大事な存在なのよ』と繰り返し、優しく伝えてくれる絵本です。

作者のChristian Robinsonさんがイラストも描かれています。

絵本 “I Am Every Good Thing”

子供達1人1人の計り知れない可能性について改めて感じることができるとても素敵な絵本です。

自信をなくしてしまったり、落ち込んでしまったりした時に読むと、元気が湧いてくると思います。

絵本 “Shine!”

⚪️⚪️だったらいいのになーと、思ってしまうこと、誰にでもありますよね。

でも改めてまわりをじっくり見渡してみると、今いる場所の良さを再確認できることもありますよね。

イラストもとても素敵な絵本です。

絵本 “Blue Monster Wants It All!”

新しい帽子を買ったら幸せになる?

いや、飛行機を買ったらかな?

いやいや、島を丸ごと買ったらかな?

お金で幸せを買うことはできる?

何が大事なのかを考えるきっかけになる絵本です。

\Blue Monster Wants It All!/
/Jeanne Willis\

絵本 “Dear Girl”

あなたらしく生きてね!という心が温まるメッセージが込められた絵本です。

繰り返し読みたいとても素敵な絵本です。

絵本 “What Happens Next?”

人は死んだあとどうなるんだろうか?

誰しも考えることがあると思います。

大人もとても考えさせられる素敵な絵本です。

絵本 “The Magical Yet”

もうできない。。。と諦めそうになってしまった時に読みたい絵本です。

イラストもカラフルで元気が出てくる絵本です。

絵本 ”Me and My Fear”

新しい国、新しい学校に転校生として行くのは勇気がいることですよね。

心配で不安な気持ちになってしまいますが、誰でもそんな気持ちが出てくることがあるんだよ、と優しくし教えてくれる絵本です。

日本語版の題名は『ひみつのビクビク』です。

絵本 “Grandad’s Island”

死という言葉が一度も登場しないのですが、大好きなおじいちゃんに会えなくなってしまうことについて描かれています。

大切な人と離れてしまうことについて考えるきっかけになる絵本です。

とても明るいタッチのイラストが心を癒してくれます。

絵本 “I Walk with Vanessa”

友情と感情について考えるきっかけになる心あたたまるストーリーです。

文字がないので、自分の言葉でお話を書くライティングの練習にも活用できる1冊です。

\I Walk with Vanessa/

絵本 “Bird Boy”

新しい学校に転入した男の子のお話です。

初日は足取りが思いのですが、次第に1人、2人とお友達ができていく様子を描いています。

カラフルなイラストがとても素敵な1冊です。

\Bird Boy/
/Matthew Burgess\

絵本 “All of Us”

不安な気持ちになってしまっている時に手にしたい絵本です。

1人ではないよ、というメッセージが心に響きます。

\All of Us/
/Carin Berger\

絵本 “Barbara Throws a Wobbler”

朝からうまくいかないことが続いてしまう日もありますよね。。。

一つ一つは大事ではなかったとしても、重なってしまって、どうしたらいいか分からなくなってしまいますよね。。。

そんな時はどうしたらいいのかを教えてくれる素敵なお話です。

\Barbara Throws a Wobbler/
/Nadia Shireen\

絵本 “Tough Guys (Have Feelings Too)”

タフな人たちだって、色々な感情を抱くんだよ。

どれだけ勇敢に見えたとしても、悲しい気持ちになることもあるんだよ。

感情をきちんと表現していいんだよ、と教えてくれる絵本です。

絵本の世界に入り込む

読書を通して、様々な登場人物の気持ちや体験を疑似体験できることは大きな魅力ですよね。

絵本の世界に入り込むと、登場人物に感情移入して、

喜びや悲しみを共有することを学びます。

この経験が「共感して聴く力」を育てます。

世界標準の子育て ダイヤモンド社 船津徹

Gross National Happinessについて

最後に、通訳者の新崎隆子さんがご著書の中で触れられていた国民総幸福について、触れさせていただきたいと思います。

中央アジアの国ブータンの国是は”Gross National Happiness(国民総幸福)”だ。どんなテーマの会議でも、ブータンの代表は必ず「Gross National Product (国民総生産)ばかりではなく、本当に人間の幸せを考えたGNHを基準にこれからの世界のあり方を議論しなければならない」と主張する。

(中略)

大切なのは自分にとってのGross Happiness。幸福は心の中にある。それは絶対にわたしのものだ。

通訳席から世界が見える 筑摩書房 新崎隆子

子供たちと一緒に考えていきたいテーマですよね。

図書館の洋書コーナー

絵本に一度目を通したいと思われる方はぜひ一度、お近くの図書館の洋書コーナーを確認してみてくださいね。

お気に入りの絵本が見つかりますように!

ブログに寄っていただきまして、どうもありがとうございました。

Take care!

あみ

追伸:ガストンのきぶんをととのえるえほんシリーズ

こちらは日本語の絵本ですが、ガストンの気分を整えてくれる絵本シリーズです。

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